恵園(ヘウォン)申潤福(シンユンボク)美人図 18世紀 紙本額装 



整理番号:KR190719

申 潤福(しん じゅんふく、シン・ユンボク、신윤복、1758年 - 没年不明)は、李氏朝鮮後期の風俗画家。金弘道[1]と双璧を成し、張承業を含めて「三園」と称されている。 申潤福は慶尚南道の高霊(コリョン)を本貫とし、号は蕙園(ヘウォン)と名乗った。父の申漢枰をはじめ、代々が画員という一族に生まれる。李氏朝鮮の図画署画員の身分で、僉節制使という官職に就いていた。しかし俗画をたくさん描き、春意を以て絵を描いたり、『四益図(両班と妓生が後背側臥位)』『四時長春』などの春画を描いたことを咎められ、ついに図画署を追い出されたともいわれる。 申潤福の画風は都市化の進む当時の上層階級の風俗を背景に、両班と妓生を中心にした男女間の愛情を扱った繊細で粋な風俗画を得意とした。また彼の風俗画は当時の暮し振りや服装などを生き生きと伝えている。代表作には「蕙園傳神帖(全30図)」「美人図」「端午図」 「仙遊図」 「蓮池の女」「月下情人」などがあり、外にも多くの風俗画が伝わっている。

寸法(mm)  : 画寸 高さ 56㎝ 幅 28㎝  額寸 高さ 92.5㎝ 幅 幅 47.5㎝
制作年代  : 李朝後期 18世紀後半
備考  : 紙本 額装 経年によるイタミ・シミあり 破れ無し 状態はおおむね良好 
金額  :





















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